だだりん

 

3人きょうだいの 真ん中
上から数えても2番目 下から数えても2番目 
どうしても一番になれない自分は 生まれながらについてない と思っている
この苦しみを誰にもわかってもらえない といつもだだをこねて泣いている




一番になりたい でも一番にはなれない
小さなころ願い そして叶わなかったその思いを ぎゅっと握りしめていた

 

一番になりたい でも一番にはなれない その思いが苦しかった

どうして こんな望みを持つのだろう?
これが手放せれば どれほど楽だろう
どうしたら この思いを…… 無くせるだろう

小さなころに 願って 叶わなかった その思いを 消そうとしていた

 その思いがあったから 本当のことが見えてきた

 

泣きながら頑張ってくれた だだりん がいてくれたから